2020年のプロ野球開幕へ向けて、練習試合などが再開しています。無観客試合にまだ違和感はありますが、中継が始まって日々の楽しみがひとつ増えましたね。
プロ野球界では巨人の坂本と大城・コロナウイルスの陽性診断となり、ヤクルトでも村上とスアレスが微熱を訴え、PCR検査を行っているとの事で心配ではありますが無事を祈りましょう。
話しはスワローズに戻りまして、2019年は開幕してすぐにデッドボールによる骨折で離脱、本調子を取り戻す事なくシーズンを終えた坂口に当たりが戻ってきているのが同年代の筆者としては地味に嬉しく、2018年には139試合出場・打率.317出塁率.406を記録したリードオフマンが戻ってきたとなると心強いです。
中日との練習試合で登板したイノーアはオープン戦を含めて大崩れすることなく試合を作ってくれているので、ある程度戦力として期待できそうなぁという印象。翌日に登板したスアレスも昨シーズンは1軍での登板機会自体が少なかったものの、登板した試合ではほとんど打ち込まれていなかっただけに、実は外国人スカウトがなかなか優秀なんじゃないかと信じてやまない生粋のスワローズファンです。
エスコバーの加入で後がない生え抜き選手の西浦も控えメンバー中心の試合に3番ショートで先発出場・ソロホームランを含む4安打と大暴れだったようで、エスコバーが日本の野球にフィットしなかった場合には頼りになる存在となりそうだ。
さて、前回は2020年の先発ローテーションを予想した記事を公開しましたが
今回は2020年の中継ぎ投手陣(ブルペン)を予想。
勝ち試合における俗に言う『 勝利の方程式 』以外でも、接戦時・先発が崩れた場合のロングリリーフ・試合の決した状態で登板する1軍定着に向けて当落線上の選手・場合によってはローテーションの谷間で先発など、役割が多岐にわたる存在だけにブルペン投手陣の底上げも斉藤コーチ・高津新監督には期待しています。
2020年 中継ぎ投手陣予想
△吉田 (新加入・ドラフト2位)
△杉山 (新加入・ドラフト3位)
△大西 (新加入・ドラフト4位)
△坂本 (19試合・防御率5.82・0勝0敗 3HP 0S)
△大下 (31試合・防御率5.18・0勝2敗 2HP 0S)
△クック (新加入)
○清水 (11試合・防御率7.27・0勝3敗 0HP 0S)
○今野 (新加入)
○中尾 (12試合・防御率8.36・0勝1敗 0HP 0S)
○五十嵐 (45試合・防御率2.98・5勝1敗 9HP 0S)
勝ちパターン
◎近藤 (59試合・防御率3.57・3勝3敗 22HP 0S)
◎長谷川 (新加入)
◎梅野 (68試合・防御率3.72・2勝3敗 30HP 4S)
◎マクガフ(65試合・防御率3.15・6勝3敗 24HP 11S)
抑え
◎石山 (34試合・防御率2.73・2勝2敗 7HP 10S)
() 内は2019年成績 赤文字は左投手
◎ほぼ当確 ○有力 △当落線上
こうしてみると、中継ぎ陣はそれなりにそろっていますね。
守護神は石山とマクガフで迷いましたが、石山が本調子であれば任せたいところですね。
梅野・近藤の勝ちパターンに割って入る勢いなのがソフトバンクの育成から獲得した長谷川、貴重なサウスポーで今のところ登板機会では見事なピッチングを披露しており、定着するんじゃないかと今シーズン期待の星です。
同じくサウスポーでは実績のある中尾と坂本・久保あたりの争いになるが中尾が一歩リードかなと。先発予想にも入れた清水はロングリリーフや谷間で先発の可能性もあり、他にロングリリーフができそうなタイプは大下との争いになるか。
ドラフト組の吉田・杉山・大西は状態が良ければ、先発・中継ぎのどちらで起用するのか首脳陣も迷っているところだとは思いますが、今後の活躍に注目・4年前のドラ1 寺島や、風張・中澤など実績のある選手達もスワローズファンとしては加えたいところですが、1軍メンバーにも限りがあるのでどんどん底上げしてくれることを期待しています。
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