世界各国での感染が拡大し続け、感染者数100万人、死亡者5万人を超える状況となっており、国内でも終わりの見えない不安に経済が停滞しています。そんな中、金融市場でも下落が続いており、コロナウイルス発生前から比べて約25%下落している状況です。
どこまで株価が落ちるか予想が難しく、これから二番底に向かうと言う声もみられており、今の状況であれば現金保有が良いという方もいますね。個人的には優良企業が割安で買えるということもあり、多少のリスクを取ってでも時期をずらして少しづつ国内株式を買い足しています。
これから投資を始めたいという方や、あまりリスクを取りたくないという方へは、予測の難しい株式投資をするよりは長期分散投資としてつみたてNISAをおススメしたいと思います。
私自身のつみたてNISA口座も下落の影響を受け、約30%ほど評価額が下落しています。。ですが、逆に喜んでいると言っても過言ではありません。なぜならつみたてNISAは20年かけて保有するという事が前提ですので、安い時には多く買えるからです。
ドルコスト平均法について
要点だけ説明すると、長期投資でリスクを抑制し、安定した収益を得たい場合に使われる手法。上げ相場でドル・コスト平均法を行うと平均購入単価がかえって高くなり、収益を減少させてしまうというデメリットや、タイミングを精密に測れないため、値動きの激しい商品で、ハイリターンを目指す投資には向かないとされています。
今回の事態はリーマンショック級の恐慌とも言われていますが、過去の例から言ってもいつかは収束して本来の価格に戻る事が予想されるので、つみたてNISAを始める絶好のチャンスとも言えるでしょう。これからまだ下落局面が続く可能性もありますが、その際には同じ金額で購入口数が増えるので日々の値動きに一喜一憂する必要はありません。
上記の画像は1月中旬、コロナウイルスの蔓延が広がる前の運用状況です。約二年間の積み立てで12%の含み益は悪くないなぁと思っていました。米中貿易摩擦などで相場が下がった時期もあったので有事の際には購入口数が増えて、値段が戻った時に運用益に加えて、値戻り分の利益も増えるという訳ですね。
続いて、今現在の運用状況です
12,36%の含み益が、18,63%の含み損まで下がっております。見てほしいのは現在値の金額です。どのファンドも株安に引っ張られて基準価額が下落し、一時30%ほど安くなっていました。と言うことは、同じ金額で多く買えると言う状況なのです。
つみたてNISAでは20年間に渡って、年間40万円までの積立分が非課税となるので、長期運用で出た利益に税金がかからないのでこの制度を使わない手はありません。
このブログを読んだ方が、つみたて投資に踏み出す一歩になれば幸いです。
『 複利効果は人類最大の発明 』※ アルバード・アインシュタイン
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