日経平均株価・NYダウ推移
コロナウイルスの感染拡大により、株式市場は過去に例を見ないスピードでの大暴落となり日経平均3/19 に16,552円を記録した後、経済政策への期待や緊急事態宣言の解除に伴い、6/5には22,863円と暴落前の水準まで株価が戻りつつある。
アメリカでもNYダウが3/23に18,591ドルを記録してから徐々に回復し、6/5雇用統計が発表された。
悪化すると思われていた失業率だが、1.4ポイント回復して13.3%となった。特に経済再開への期待値から株価は前日比829ドルの大幅高を記録、27,110ドルで下落前の水準に戻りつつあるが、このまま上昇相場は続くのだろうか。
4月上旬には欧州や北米でのコロナウイルス感染拡大はピークを過ぎたようだが、中南米やアジアではいまだ感染が広がり続けている。特にブラジルでは死者数が世界第2位まで急増加しており、世界的に見るとまだまだ収束には程遠い状況だ。減少傾向にある地域でも経済活動の再開に伴い、感染第二波への警戒を強めている。
そんな中、アメリカでは警察官によるアフリカン・アメリカン(黒人)の殺害事件をきっかけに、人種差別や警察権力に対して『Black Lives Matter』のデモ活動がかなりの規模で広がっているようで、情勢はいまだ楽観視できない。
コロナショック後・つみたてNISA保有資産の値動き
株価の値戻りに伴い、20%近くの含み損まで落ち込んだつみたてNISAの保有資産もついにプラスに転じたので、価格推移を公開。
年初には12.36%の含み益の状態でしたが。
日経平均・NYダウの下落に伴い、4月に入ると-18.63%まで含み損が膨らむ。
4月15日には追加の積み立てもあり-10.74%まで値戻り。
1か月後の5月18日あたりまでは追加の積み立てを行うも、微増の-7.84%
日本でも緊急事態宣言の解除が近づいた5月31日には-2.12%まで値戻り。
市場に楽観ムードが漂い始めた6月には連日高騰、3日には-0.50%
4日にはついにプラスに転じて+1.68%
5日には+3.30% へ上昇。
6月9日には+5.62%まで上昇。
今回の相場では急落後にわりとすぐ値戻りしたので3カ月程度でプラスに転じましたが、積み立て投資では安い期間に多く買えるので値動きにはあまり動揺せず、気長に待つ必要がありますね。
コロナショック相場における反省点
今回の相場で自分の心の弱さと経験不足から大きなミスを犯してしまったので今後の戒めとして、公開したい。
世界の著名な投資家達は『 市場が恐怖に襲われている時こそ買い時 』や『 安く買って高く売る 』と簡単に言いますが、私も3月に入り下落相場に入った際には時間をずらしてチェックしていた銘柄や割安だと思う銘柄を買い足していった。
3月の下旬には様々な銘柄がバーゲン価格ともいえる状態だったので、保有している金融資産の約半分を株式に投じていたのだが、投資家を始め、メディアなどでもコロナショックの影響が長期化するのではないかと言った声が多く、実体経済の冷え込みから二番底への警戒、さらに株価が落ちるのではないかと言った不安に襲われて、半分ほど損切りを行った。
そこから異例のスピードで相場が戻り、そのまま保有しておけばよかったと非常に反省している。手放さずに残していた半分と、上昇相場だと判断して買い足した分でトータルで考えるとプラスには転じているものの、いい経験になったので今後に生かしていきたい。相場を読むのはなかなか難しい。。
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