最近は新型コロナウイルスの話題ばかりですが、中国、ヨーロッパに続き、アメリカでも感染が拡大し、ロックダウンしている状況です。アメリカ東部ニューヨーク州だけで4月3日の感染者が10万人を超え、確認された死者は1日としてはこれまでで最も多い562人、亡くなった人は合わせて2935人になったようです。日本では東京都で5日、新型コロナウイルスの感染者が新たに143人確認されたことが関係者への取材で分かった。1日あたりの感染者数としては過去最多で、都内の累計感染者数は1000人を超えた。
積立投資を初めて約2年、株式投資は余剰資金で様子を見る程度だったのですが、今回の暴落を見てチャンスだと思い、割安な国内株式を少しづつ買い足していましたところだったのですが、思いがけないニュースを見て考えを改めました。
著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる米投資・保険会社バークシャーハサウェイは、デルタ空港とサウスウエスト空港の株式保有を減らした。
Bloombergより引用
売却理由を開示していませんが、長期保有を信条とするバフェット氏が1か月で投資判断を変えたという事は、コロナショックが想定を上回り、しばらくは下落が続いて上昇が見込めないと判断したのではないかと推測します。ちなみに日本国内の航空会社はと言うと、JALが4月6~28日の国内線について追加で493便を減便すると発表し、これまでの発表分と合わせると減便は2割強に達する。ANAは国内線の一部減便を追加すると発表、対象期間は4月20日から31日までの12日間で1360便が対象となる。さらに日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は4月の国際線の追加減便を両社とも平常時に比べて約85%減便すると発表した。
購入時点ですでに40%ほど下落していたので、両社ともに株価は戻ると楽観的に考えていましたが、コロナウイルスの影響がまだ収まらないのではないかと判断して保有株式の約半分を損切りしました。株価が戻るまで塩漬けになるか、さらに下落を続けてから損切りするような展開もあり得るので、底を打ったタイミングで掴めるように今後の動向に注目していきたいと思います。
急落時の投資は落ちてくるナイフをつかむようなもので、どんなに魅力的な銘柄でもナイフが床に落ちてから、つまり底を打ったのを確認してから投資すべきという相場格言があり、下落中に手を出すと言うのはリスクが伴うと今回初めて暴落相場に直面して身をもって痛感しています。
『 落ちてくるナイフはつかむな 』
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