GWも明けた5月11日。函館市から車で30分ほど走った隣町の北斗市で山菜採りに行ってきた。国道から外れて10分ほどの場所だが、川に山に北海道は自然溢れる所だといつも実感している。
川では釣りも楽しめるようで、イワナやヤマメなど釣れるらしい。
今回の目的はウド、タラの芽、シドケあたりを狙って入山したが、新たに開拓したスポットではウドやタラの芽は見つけることができなかった。だがいくつか採取できたので紹介していこう。
三つ葉
車を停めて少し歩くと、まず現れたのは三つ葉。
群生している場所もあった。
根本へナイフを入れて採っていく。今回初めて採って食べたのだが、市販されているものと比べて天然物は風味も強くて美味しかった。
しどけ
こちらも二年前に初めて出会った山菜だ。渋みがあり、クセがあるので好き嫌いは分かれそうだが個人的には好きな山菜。
しどけは葉を落として、茎だけ収穫していく。育ってくると茎も固くなってくるので、素手で軽く折れるあたりをどんどん採っていく。
こちらも群生しているスポットを発見。
ふき
北海道だけあって、街中でもふきが生えているのをよく見かけるが、山でも無数に生えている中から茎の白いものだけを探していく。
赤い茎のものと比べても苦みが少なく柔らかい。と長年山に入っている師匠から教えてもらった。日影やキレイな水の流れるあたりに多い気がする。
茎の白いふきを見つけたうえで外側の茎だけを収穫していく。切ったときに水が溢れる、みずみずしいとはまさにこの事。
朝8時頃に出発して、昼過ぎには帰路についた。帰ってからは下処理も待っている。
三つ葉は軽く茹でればすぐに食べれる。茹でるとこんな感じ。
シンプルにかつおぶしと醤油でお浸しや、梅肉和えなどにして美味しく頂いた。味噌汁にも使える。
しどけも茹でるとこんな感じ。しどけは茎からさきに茹でて、茹で終わったら水に入れてあく抜きをする。
こちらもお浸しで美味しく頂いた。ペペロンチーノなどにしても良いらしいのでやってみよう。
茹でたあとに皮をむいて、水に浸しておく。水を毎日変えると4~5日は食べれるらしい。我が家でも食べきれず、3日目に突入したが全然食べれる感じ。シンプルにお浸しや油炒めでも美味い。
今回も大地の恵みを有難く頂いた。次回は笹たけのこをメインに収穫に行こうと計画中だ。
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